次世代エネルギー「水素」③
脱炭素社会に向け、水素エネルギーが注目を集めています。
私たちの日常生活で利用される”水素社会”がやってくるかもしれません!
今回のコラムでは、オリオン機械と水素について掲載していきます。
水素ステーションで活躍するオリオン製品
プレクールチラーと熱交換器
水素ステーションでは、たくさんの燃料(水素)をFCV(燃料電池自動車)に詰め込むため、水素を高圧で圧縮しています。
圧縮した水素をディスペンサーでFCVに充填すると、圧力差が原因で発熱し、車体内燃料タンクの上限温度である85℃を超えてしまいます。そのため、プレクールチラーで−40℃に冷やした液(不凍液)をディスペンサー内の熱交換器に送り、水素を−40℃まで冷やします。
普及啓発活動
燃料電池自動車の普及啓発活動に関する協定を締結
オリオン機械、長野県企業局、長野トヨタ自動車販売株式会社などユーグループは、FCVの普及啓発に関する協定を締結しました。
長野県内のFCV普及啓発を目的とした本協定は、FCVに携わる長野県内の企業によって、2021年3月5日に結ばれました。

水素バリューチェーン推進協議会
水素バリューチェーン推進協議会(略称:JH2A)に参画

「水素バリューチェーン推進協議会」は水素分野におけるグローバルな連携や水素サプライチェーンの形成を加速するため、2020年12月に発足しました。 水素事業に取り組む幅広い分野の企業によって構成され、オリオン機械は2021年5月に加盟しました。
水素社会を目指して
2050年カーボンニュートラルの実現を目指し、世界各国が新たなエネルギーとして水素に注目しています。
しかし、私たちの身近で水素が利用される"水素社会"が訪れるには、これからもさまざまな分野の技術開発が必要です。
オリオン機械では今後も、冷凍技術を応用し、水素関連製品の研究開発を進めていきます。
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