エアードライヤーの必要性

空気を圧縮すると

コンプレッサは水蒸気、ゴミ、ホコリと共に大気を圧縮します。エアーコンプレッサで0.69MPaに圧縮された空気は、体積が1/8になります。よって、水分、ゴミ、ホコリ、油分なども、大気の約8倍の濃度で含有しています。

トラブルの原因

水分等の不純物が混入した圧縮空気を使用すると機器の作動トラブル等の原因になるため、エアードライヤーやフィルターで水分やホコリ等を除去する必要があります。

エアードライヤーの必要性

冷凍式エアードライヤー除湿のしくみ

氷水が入った冷たいグラスの周りに、水滴がつくのはなぜでしょうか。周りの空気がグラスに入った氷水で冷やされ、結露しているからです。この原理と同様に、冷凍式エアードライヤーは熱交換器内で圧縮空気を冷却し、結露させ除湿します。

結露による水蒸気の除湿