水素はどこで使われているの?

水素にどんなイメージを持っていますか?

理科の授業で習った知識で言うと無色・無臭で、軽くて、燃える。こんな知識はあっても、実際にどこに水素が使われているかは意外と知らないのではないでしょうか?実はいろんなものを作るときに必要で、水素は様々な場所で活躍しているんですよ!

水素の簡易プロフィール

すでに商用化されている用途

これまでは、水素を素材として使用するほか、水素と反応させて違う物質に変えて使用したり、
別の物質の性質を変えるために利用したりしてきました。

半導体
半導体

様々な工程で超高純度の水素ガスを利用。

半導体
化粧品

植物油などの材料へ水素を添加することによって、硬化具合を調整したり、酸化しにくくする。

半導体
化学肥料(アンモニア肥料)

肥料の原料となるアンモニアの製造時に大量の水素を使用。

半導体
洗剤・香料・ビタミン剤

原料の一部に水素を使用。

半導体
ステンレス鋼

表面をピカピカにするために、熱を加えた加工をする。その際に水素を利用。

半導体
ガラス・光ファイバー

酸素との混合燃焼で、曇りのないクリアなガラスを焼成。

半導体
ロケット

ロケットの燃料として使用されている(液化水素)。

実用化段階&将来需要が期待される用途

最近では、水素をエネルギーとして利用し、モーターを回したり、
電源や熱源として利用することが注目されています。

半導体
燃料電池自動車(FCV)
燃料電池による輸送手段

バス、フォークリフト、船、鉄道車両、スクーター、航空機など。

半導体
家庭用燃料電池(エネファーム)
産業用燃料電池
半導体
水素発電