低温槽の省エネ
業界初!ヒートポンプバランス®制御搭載により低温槽から電気ヒータを完全排除!最大60%省エネを実現!
従来の低温槽はヒータPID制御に代表されるように、加熱・制御に電気ヒータを使用するため消費電力が大きいという欠点がありました。オリオン機械の温度試験装置・温度検査装置の低温槽は、完全ヒータレス化によりヒータPID制御とは比較にならない大幅な省エネを実現しました。
- +40℃への昇温時、最大60%の省エネ可能。(昇温能力は電気ヒータと同等です)
- -40℃で温度制御用加熱ヒータを使わないため7~23%の省エネを実現。
運転データ
運転状況 | 消費電力 | 省エネ効果 | |
従来方式 (冷凍機+加熱ヒータ) |
ヒータレス低温槽 (冷凍機) |
||
設定温度+40℃へ昇温 | 12.5kW | 5.0kW | 60% |
設定温度-40℃で運転 | 4.3~5.2kW | 4.0kW | 7~23% |
ヒートポンプバランス®制御とは
設定温度に昇温させるとき、通常の電気ヒータで加熱昇温させますが、空気を冷却する際に発生する排熱を利用して再加熱をおこなうため、電気ヒータの入力分が不要となり、大幅な省エネ効果を実現しました。常に無駄のない熱移動を可能とした、省エネで高精度を両立した最新テクノロジーの低温槽です。