酪農経営にとって給飼は、牛の健康と乳産量に大きな影響を与える重要なポイントです。一方、酪農家にとっては、一日の作業時間の中でも多大な時間と労力を要する大変な作業です。 省力化と良質な生乳生産につながる、自動給飼機の導入メリットをご紹介します。
近年、働き方改革や規模拡大のため、給飼機を導入される酪農・肉用牛の牧場が増加しています。はじめに、給飼機の導入メリットについてご紹介します。

設定した時間に自動で積み込みを開始します。積み込み後はレールに沿って、運搬、給与まで自動で行います。今まで飼料の給飼にかかっていた時間と労働力がそのまま軽減されます。
自動給飼の最大の魅力は、少量多回数の給飼が手間なく簡単に実現できることです。常に新鮮な飼料を給与することで、牛の選び食いや食べ残しを減らすことができ、ムダな飼料を削減ながら、産乳量の増加が期待できます。その他にも、ルーメンpHが安定化することでミルクの品質向上し、牛を健康な状態に導くことにより、繁殖成績の改善も見込まれます。
自動給飼機では登録された牛群の健康状態に合わせて事前プログラムを設定し、それぞれの牛群に合わせた給飼をおこないます。飼養管理ソフトと連携させることで牛群に合わせたベストな給飼ができ、健康状態やBCSの調整を行うことができます。

牧場によって様々な条件はありますが、給飼機を選定する上で一番大事なのが、将来的にどのような牧場経営をしたいかということです。よく質問される給飼機の選ぶための4つのポイントについてご紹介します。最下部に選定のポイントと照らし合わせられるよう、弊社で取り扱っている給飼機の一覧表を掲載しましたので、そちらも参考にご覧ください。
導入する牛舎の飼養形態がつなぎ牛舎なのか、フリーストール又はフリーバーンなのかによって選ぶ給飼機が変わってきます。
給飼機の機種やタンクの大きさは、給飼する頭数により変わってきます。現在飼養している頭数はもちろん、将来の増頭予定があれば増頭後の規模を見越した選定する必要があります。
自動給飼機で給飼したい飼料によっても給飼機の機種を絞り込むことができます。単味飼料のみなのか、TMRなのか、PMRと配合飼料なのかにより、仕様は様々です。
自動給飼機の導入を予定しているのは、新築牛舎か、既存牛舎かも大切なポイントです。もし既存牛舎に自動給飼機の導入をお考えの場合は、牛舎の通路幅や高さなどにより、ご希望の機種が通路を曲がれるか、高さは足りているかなどを検討する必要があります。また、「TMRミキサーを置く場所はないがTMRを給飼したい」など牧場面積によっても導入できる給飼機や周辺機器が変わってきます。
選定基準は以上になりますが、給飼機を実際に導入するには、その他にも色々と条件があります。詳しくはお問い合わせフォームからご連絡頂くか、お近くの営業所にご連絡ください。
| 型式 | Profeeder | Profeeder MAX | マックスフィーダーHID | マックスフィーダー |
|---|---|---|---|---|
| 飼養形態 | フリーストール | つなぎ牛舎 | つなぎ牛舎 | つなぎ牛舎 |
| 外形寸法(H×D×W) | 1600×4000×1200㎜ | 1660×3410×1100㎜~ | 1790×1200×650㎜~ | 1525×3020×750 |
| 走行レール | H型鋼 H150×75×5×7 | H型鋼 H125×60×6×8 | H型鋼 H125×60×6×8 | H型鋼 H125×60×6×8 |
| 質量 | 1000 | 780~810 | 200~220 | 400 |
| タンク容量 | 3㎥ | 粗飼料:1.6~2㎥ 配合飼料:合計210~300L サプリ:合計25L | 配合1:200~290L 配合2: 90~180L サプリ:合計60L | 粗飼料:0.8㎥/配合飼料:90L |
| 走行速度 | 給飼時:8m/分 移動時:15m/分 | 給飼時:約8m/分 移動時:約16m/分 | 約10m/分 | 給飼時:約10m/分 移動時:約13m/分 |
| 給飼回数/日(設定) | 最大12 | |||
| 給飼可能飼料 | TMR(裁断長70㎜) | 粗飼料 配合飼料 サプリメント※1 | 配合飼料 サプリメント※1 | 粗飼料 配合飼料 サプリメント※1 |
| 電源 | DC24V (鉛蓄電池 12V/55Ah×4個) | DC24V (鉛蓄電池 12V/55Ah×2個) | DC24V (鉛蓄電池 12V/38Ah×2個) | DC24V (鉛蓄電池 12V/55Ah×2個) |