自動哺乳機導入でワンランク上の育成へ

自動哺乳機を導入することで、多回数哺乳を行い子牛を健全に育成しながら、毎日の哺乳作業を省力化できます。また、無料で使えるアプリやクラウドからいつでも稼働状況を確認できるので、今まで勘に頼っていた飼養管理から、データを利用することで、注意牛の見落としもなくなり管理の幅も広がります。

自動哺乳のメリット

自動哺乳機を導入すると様々なメリットがあります。まず、多回数哺乳を行うことで子牛の増体が良くなり、疾病に強い丈夫な牛に育てることができます。また、気温や作業者に左右されず、常に定量で均一な温度、濃度のミルクを給与できる事も魅力です。丈夫な後継牛を増やしたい方、子牛の飼養頭数が多い方におすすめです。

  • 多回数哺乳により子牛の成長を促進
  • 子牛の成長に応じた適正量を給与可能
  • クラウドやアプリで機器の稼働状況、哺乳状況を確認
  • ミルク濃度、温度、給与時間が均一
  • 哺乳にかかる作業時間を削減
  • ミルクの調整、給与、洗浄作業を省力化
東北地区・肉牛牧場 2022年

   

子牛の管理方法で導入機器を選定

群飼い用と個別飼い用の製品があるので今までの飼養形態を変えることなく導入できます。飼養形態や製品の特性に合わせて、オプションや関連商品と組み合わせて使用することでより便利で機能的に使用いただくことができます。

   

①個別飼養: カーフフィーダ +カーフレール+GTOカーフパネル

個別飼養は個体同士の競争がないため、和牛や小さい牛に確実に哺乳することができます。

●カーフレール
哺乳回数は最大32頭/台(片側16頭の複列)の場合、最大哺乳回数は8回まで定時哺乳が可能です。1日の搾乳回数を決めて給与できるため、多回数哺乳が可能となり、子牛の成長促進が期待できます。

●カーフフィーダー
カーフレールで給与するミルクを調整するにはカーフフィーダーが必要となります。カーフフィーダー1台に対し、カーフレールを2台まで取り付けることが可能です。

●GTOカーフペン
カーフレール対応の個別ペンです。カーフレールのティート位置を考慮した設計になっています。パネル式で前後左右に組み合わせ可能で水圧洗浄も可能です。

   

②群飼養: カーフフィーダー+子牛用フィードステーション+体重計

群飼養は子牛がミルクを飲みたい時にカーフフィーダーにアクセスし、自由にミルクが飲むことができます。

●カーフフィーダー
日齢などから設定した哺乳プランで、1日のミルク給与量を決定します。子牛に取り付けたイヤーリスポンダーが個体識別を行っているので、クラウドやアプリから個体の哺乳状況を確認することもできます。また、豊富なオプションを取り揃えています。

●子牛用フィードステーション
カーフフィーダー のオプションです。カーフフィーダーで子牛のスターター給与量を設定できます。個体別に必要量を設定し供給できるため、ムダ餌が減少します。

●体重計
カーフフィーダー のオプションです。 カーフフィーダーの哺乳ボックスや子牛用フィードステーションに取り付ける前足用体重計です。体重を確認することで日増体量が把握でき、離乳時にミルクとスターターの給与量をコントロールすることができます。

  

クラウド&アプリによる情報提供

無料で使用できるクラウド&アプリは哺乳機の稼働状況や個体への哺乳状況などがリアルタイムに確認できます。牛舎内ならアプリの「 Calf App Go!」、外出先や自宅ならクラウドの「 Calf Cloud 」をご使用ください。

クラウド&アプリで可能なこと

  • 哺乳回数・哺乳量・スピードの確認
  • 哺乳プランの作成・変更
  • 哺乳機の稼働状況の確認
  • データのバックアップ など

   

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