パイプミルカー用自動離脱装置
リールモータ採用で真空シリンダーを無くし、電磁パルセータなど搭載のオールインワンタイプのパイプミルカー用自動離脱装置です。リモートスイッチ(クロー付近)により、搾乳姿勢のまま開始/離脱操作が可能です。
Point1
簡易乳量表示で個々の乳牛の能力や搾乳時間を把握できます。電磁パルセータの拍動回数、拍動比率の設定変更も可能です。
Point2
搾乳前に乳頭に刺激を与えるプレマッサージ機能で、乳の下ろしを促します。※個体によって効果は異なります。
離脱は電動リールモーターを採用し、ユニット離脱時に真空を消費しません。ミルククロー内が大気圧になってからユニットを引き上げる遅延離脱機能により、乳頭に負担をかけずにユニット離脱ができます。
Point3
搾乳が終わりに近づくと光と音でお知らせします。蹴り落とし等で設定時間より早く離脱してしまった場合には警報ランプでお知らせします。
型式 | OCR5000A | |||
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G-1 (真空2系統搾乳用) |
G-2 (真空1系統搾乳用) |
G-3 (キャリロボ真空2系統搾乳用) |
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対象ミルカー | クワトロタップ付パイプラインミルカー(2、2.5、3インチ) | |||
電源ユニット | 入力AC100V 出力AC24V 容量480VA 12ユニットまで | |||
真空カットバルブ | 真空2系統搾乳用クロー内蔵 | ダイヤフラム制御方式 | 真空2系統搾乳用クロー内蔵 | |
真空切換弁 | 電磁弁DC24V | |||
電動モータ | ブラシレスモータDC32V | |||
電磁パルセータ | 電磁弁 DC24V (プレマッサージ機能付) | |||
制御装置 | センサー | 電気伝導度ループセンサー | ||
操作スイッチ | [搾乳開始] [手動/自動] [離脱/解除] [セット] [▲] [▼] | |||
リモートスイッチ | 押しボタンスイッチ | |||
乳量表示※ | 0~99.9kg | |||
積算乳量表示※ | 0~9,999kg | |||
警報表示 | 2段階点滅 | |||
警報ブザー | 2段階断続音 | |||
警報タイミング | 可変設定 | |||
脈動回数 | 53回/分50~60回/分の範囲で変更可能 | |||
脈動比率 | (前乳房)搾乳期:マッサージ期=55:45(%) (後乳房)搾乳期:マッサージ期=60:40(%) 左右搾乳用:マッサージ期=64:36(%) 50:50~70:30(%)の範囲で変更可能 |
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電源 | 入力AC24V |
※計量精度は、±10%です。但し、バルククーラー合乳量を基準にした計量精度です。本機1台毎の計量精度では、±10%を超える場合があります。
※実乳量により近い値を表示するためには、酪農家毎に購入時及び定期的に校正が必要です。
※本機は簡易乳量表示器です。