パイプミルカー用乳量計付自動離脱装置

ミルクメーターデタッチャー MMD500

パイプミルカー用乳量計付自動離脱装置

ICAR認証の乳量計で正確に測定できる、パイプミルカー用乳量計付自動離脱装置です。VMAP-3(精密飼養管理ソシステム)やマックスフィーダシリーズ(自動給飼機)と連動します。乳用牛群検定国際協議会使用承認を取得しています。
※ICAR:International Committee for Animal Recording/家畜の能力検定に関する国際委員会

ミルクメーターデタッチャー MMD500

Point1

正確なデータで管理

乳温・電気伝導度をリアルタイムで測定し、個体ごとの正確な乳量を把握できます。搾乳終了時には、その搾乳にかかった時間をボタン操作1つで表示します。また、電磁パルセータの拍動回数、拍動比率の設定が可能です。

Point2

乳頭にやさしい機能

搾乳前に乳頭に刺激を与えるプレマッサージ機能で、乳の下ろしを促します。※牛の個体差によって効果は異なります。
離脱は電動モーターを採用し、安定した搾乳とユニット離脱ができます。ミルククロー内が大気圧になってからユニットを引き上げる離脱遅延機能により、乳頭に負担をかけずにユニット離脱ができます。

Point3

搾乳終了をお知らせ

搾乳が終わりに近づくと、光と音でお知らせします。蹴り落とし等で設定時間より早く離脱してしまった場合には異常終了離脱警報により警告ランプでお知らせします。

Point4

飼養管理ソフト「VMAP-3」と連携

MMD500で取得した正確な乳量、乳温、電気伝導度をVMAP-3で管理することで、精密飼養管理「チャレンジマン20P」を実現します。MMD500から取得した情報で疾病の早期発見などが可能になり、併せて自動給飼機マックスフィーダーシリーズを導入していれば乳量連動給飼が行えます。また、VMAP-3で入力した繁殖情報、搾乳禁止情報はMMD500で表示します。

製品仕様

型式 通信あり
G-1:キャリロボ用
G-3:ユニットキャリー用
通信なし
G-2:キャリロボ用
G-4:ユニットキャリー用
データ通信 無線(Bluetooth)※1
電源 AC24V
制御 警報(音・光)/ 搾乳禁止乳房、乳量、乳温、電気伝導度表示/ 予備警報・離脱タイミング可変 / 拍動数、拍動比可変 ソフトテイクオフ、リモートスイッチ(オプション) / 早期離脱警報、発情予定日表示
パルセータ 電磁パルセータ(DC24V)/2挙動、プレマッサージ機能付
真空遮断方法 ミルククロー内調圧弁制御方式
乳量計測 容積式(全乳測定)、ステンレス電極
計量精度(ICAR) 乳量2~10kgの時 標準偏差0.5kg、バイアス±0.2kg※2
乳量10~40kgの時 標準偏差5%、バイアス±2% ※2
FATサンプラ 定率分取方式
離脱方式 ブラシレスDCモータ(DC32V)
重量 G-1,2:5.5kg G-3,4:5.2kg

※1 Bluetoothはブルートゥースエスアイジー社の登録商標。

※2 標準偏差:バラツキをあらわす指標。バイアス:偏り

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