搾乳ユニット
大幅な軽量化により世界最軽量1450gを実現しました。シリコーン製ライナーを採用したことで乳頭への追従性が向上し、ライナースリップを大幅に軽減することができます。また、クローやティートカップシェルを透明にしたことで搾乳中でも生乳の流れを確認できるので、過搾乳を防止することができます。
Point1
初めて搾乳する方でも操作しやすく、快適な作業ができます。
大幅な軽量化により本体重量1450gを実現しました。
Point2
クロー内の4つの整流フィンにより、生乳はフィンに接触しながらスムーズに流れます。
クロー内の乱流を防ぐことで真空度の低下・変動を抑えます。[特許取得済]
また、クロー内やシェルを透明にしたことで搾乳中に生乳の流れを確認することができ、過搾乳を防止することができます。
Point3
柔軟性の高いシリコーン製ライナーと軽量化したクローにより、様々な乳頭の形状、乳頭位置のばらつきや搾乳中の牛の動きに追従し、ライナースリップを低減します。また、搾乳前後の乳房、乳頭の形状変化にも追従し、搾乳後半のライナーのせり上がりによる乳頭基部の締め付けを防止します。
中が見やすい透明プラスチックシェルは150Pと200Pの2種類があります。P200を選択した場合はユニットの質量は1650gとなります。
生乳がスムーズに流れるよう、インフレーション部とショートミルクチューブ部との境目の段差をなくしました。ジャストユニットは3種類のシリコーン製ライナーが選択できます。
「真空2系統搾乳」とは、搾乳時に乳頭にかかる搾乳真空(低真空)と、搾った生乳を運ぶ送乳真空(高真空)の2種類の真空度を使うオリオン独自の搾乳方式です。ミルククロー内に調圧機構を組み込み、搾乳真空(低真空)と送乳真空(高真空)を分け、搾乳の真空度が常に一定となるようコントロールします。ミルキングパーラー(ローライン)のような安定した搾乳真空をハイラインパイプミルカーで実現しました。
ジャストユニットは軽くて扱いやすいだけではなく、シリコーン製ライナーを使用することで追従性や耐久性を向上させました。動画では搾り切りがりが良くなる理由や、合成ゴム製ライナーとの比較データなどをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
ミルククローJFW350 | |
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質量 | 380g |
材質 | ポリサルフォン樹脂 |
容量 | 350mL |
脈動チューブ接続方向 | 前後方向 |
ライナーニップル長さ | 20㎜ |
搾乳方式※1 | 前後 |
ティートカップシェル150P※2 | |
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質量(シェル+ウェイト) | 150g/本 |
本体材質 | ポリサルフォン樹脂 |
ウェイト材質 | ステンレス |
脈動チューブJFW | 脈動チューブJ | |
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材質 | 軟質塩ビ | シリコーンゴム |
内径×外径×長さ | 7×13×180(㎜) | 6×12×180(㎜) |
ティートカップライナー | |||
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J205-S | J225-S | J230-S | |
材質 | シリコーンゴム | ||
マウスピースリップ内径 | 19.5 | 21.0 | 20.0 |
ボア内径 | 20.5 | 22.5 | 23.0 |
ショートミルクチューブ内径 | 11.1 | 10.5 | 10.5 |
全長 | 284㎜ | 293mm |
※1 脈動キャップの交換により、左右搾乳に変更可能
※2 200P(質量200g)選択可能(ユニット質量1,650g)
※ ライナーガードJ はミルククローに付属