繁殖管理装置
首につけたリスポンダーで活動を常時モニタリングします。リアルタイムでデータを無線で送り、データ変化を発情周期と照らし合わせて発情の兆候を監視できます。データの確認はタブレットやスマートフォンで行うことができ、アラームで通知も行います。繁殖成績を向上させることで飼養管理の最適化が実現できます。GEA 従来の飼養管理ソフト「デーリィプランC21」との連動が可能です。
Point1
インターネットに接続することですべての活動データをコンピュータ、タブレット、スマートフォンで操作や閲覧、保存可能です。メールですべての関係者に定期的かつタイムラグなく情報を送信するので、簡単に情報共有できます。
Point2
リスポンダーは昼夜を問わず活動量を計測し、データを送信します。リスポンダーからデータを受信した乳牛データを牛群管理データベースへ反映し、毎日の活動量をグラフ化、授精適期をカラーバーで簡単に確認できます。また、活動量が増加した牛を発見した場合、牧場内に設置したVPUプロセッシングユニット(メインコントローラー)の赤色LEDが点滅してお知らせします。
Point3
GEA 従来の飼養管理ソフト「デーリィプランC21」との連動が可能です。
※バージョンにより画面の表示が異なる場合がございますので、ご了承ください。
注意牛が一覧で表示されます。画面では発情牛4頭、非アクティブ(活動、採食、反すう以外)時間増加牛8頭がリストアップされており、それぞれの「注意を表示」をクリックすると詳細表示します。
発情の疑いがある牛をリストアップして表示します。画面では発情牛は4頭で、牛番号をクリックすると個体ごとのグラフを詳細表示します。「適正な授精時期」では授精のタイミングをカラーバーで表示します。濃い緑色の部分が授精適期です。黒い線は、その牛の発情が始まってから現在の経過時間を示しています。
個体別のページでは対象牛の基本情報や活動量を表示します。活動量が増加すると注意牛としてリストアップされます。個体別の活動量のグラフでは活動量の増加とともに現在の状況を確認したり、過去にさかのぼって活動の状況を確認することができます。
非アクティブ時間が増加した牛を一覧で表示します。「非アクティブ時間」のページでは過去数日と比較して非アクティブ時間(何もしていない時間)がどれだけ増加したのかが分かります。青いバーが過去数日の非アクティブ時間、赤い棒グラフがアラームが出た時の非アクティブ時間を示しています。
棒グラフは採食時間、反すう時間、非アクティブ時間を示しており、過去数日の平均と比較して採食時間や反すう時間が減少、または非アクティブ時間が増加すると、その日の棒グラフが赤く表示され、アラームが発生してリストアップされます。
個体別の棒グラフにカーソルを合わせると詳細な数値を表示します。
採食時間、反すう時間が低下した群は個体と同様にアラームを出します。
グループ番号をクリックすると、各データの詳細な群の平均値を確認することができます。
カウスカウトのデータの活用方法の一例をご紹介しています。
機器仕様 | アンテナ数(リーダー) | メインコントローラー1台につき4 基まで |
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管理可能頭数・牛群 | 10000頭、99群まで | |
リスポンダータイプ・周波数 | 首用・UHF922MHz | |
電気要件 | 主電源・周波数 | 100~240VAC・50/60Hz |
温度条件 | 可動温度・湿度 | 0℃~45℃・85%(45℃時) |
輸送および保管温度 | -25℃~+70℃ |
ロータリーパーラー
パラレルパーラー
パラレルパーラー
パラレルパーラー
パラレルパーラー
タンデムパーラー
牛群管理システム