有限会社平山牧場様(千葉県銚子市)は、2022年8月に新築牛舎で搾乳ロボット「DairyRobot R9500」を8台導入されました。
導入機器 | 搾乳ロボット「DairyRobot R9500」 繁殖管理装置「カウスカウト」 生乳冷却システム 密閉型バルククーラー ふん尿搬出機 バーンスクレーパー 餌寄せロボット「MOOV Pro」 |
---|---|
飼養頭数・搾乳頭数 | 飼養頭数:1038頭 搾乳頭数:843頭(うち搾乳ロボット452頭) |
搾乳頭数を増やし、さらに省力化することができました。 導入前は8W(パーラー)で450頭くらい搾っていました。 その時は搾乳6人と牛舎の掃除関係3人で、9人の従業員が絶対必要でした。 しかし搾乳ロボットなら450頭の搾乳・牛追いを1人で担当することができ、敷料補充やベッドメイク含めても1日3人いれば十分です。
他の搾乳ロボットに比べて滞在時間が6分15秒程度と短いからです。滞在時間が短い機械の方がそれだけ多く搾ることができます。 うちは搾乳ロボットでより多く搾りたいので、どんどん牛追いしています。 入れない牛がずっとそのままであったり、自発的に来ない牛がいたりするので 朝昼夕夜と必ず4回は牛追いをします。 搾乳ロボットの方が8Wのパーラーで時間をかけて搾るより乳量が出るのかなと思います。 繁殖管理装置「カウスカウト」で採食行動を見られるし、出てくる数値やデータを見ていろいろと調整して、ある程度観察する牛を選別できるので楽です。
営業所が県内にあるので手厚いサポートが受けられるのと、バルククーラーなども含め一式をORIONで揃えられるからです。 修理をお願いするときも一括管理で見てもらわないと結構面倒なので、修理のサポートは千葉営業所に任せています。 電話で解決できるところは担当者に電話で説明してもらって、こちらで修理することもあります。
MoovProは夜中は牛舎に人がいない時間にエサ寄せができるのが良いと思いました。また、エサ寄せは普段1時間おきに5~10分かかっているのですが、他の作業を中断しなくてはならない面倒が解消できました。
現在パーラーで搾乳しているのは400頭くらいですが、450頭まで増頭しようと思っています。 ロボット牛舎も520頭くらいまで増頭し、合わせて950頭くらい搾乳したいなと思います。