ドライルーム 特殊空調 露点温度-80℃の低湿空間を安定供給
リチウムイオン電池やキャパシタ製造工程をはじめ、医薬品製造工程などはきびしい低湿環境が必要となります。このような製造工程に、オリオン独自の除湿システムが、無駄のない省エネ超低湿度環境をご提供します。
特長
「省エネ」「安全・安心設計、施工」「豊富なバリエーション」
オリオン機械独自の ヒートポンプバランス制御® により、冷凍回路ユニット部は温調加熱コイル部を完全ヒータレスとしました。また、圧縮機の回転数制御とダイナミックEEV制御により、デシカント部への負荷軽減を行い、ランニングコスト・イニシャルコストの低減を実現しました。
省エネ設計
- 冷凍回路ユニット部ヒータレス
プレクールの排熱を温調加熱コイル部に利用 - ダイナミックEEV制御
デシカント除湿部の効率化を実現 - 圧縮機回転数制御
冬期や低負荷時に圧縮機の回転数を自動制御
コンパクト設計
プレクーラ+デシカント除湿機のユニット設計。ユニット設計のため中間ダクト不要。
工事コストを低減・省スペースを実現しました。
インテリジェントタッチパネル
パネルをタッチするだけで、各種設定と表示が可能であり、各種運転状況を容易に確認できます。
スケジュールタイマ機能でさらに省エネ
事前に使用スケジュールを登録することで無負荷時における必要以上の運転を抑え、さらなる省エネに貢献します。
バリエーションも豊富にラインナップ
処理風量:1~120m3/min (60~7,200m3/h)低湿空調システムを ヒートポンプバランス制御® 搭載の省エネ 精密空調機PAPシリーズ で。
システム概要図
システム構成図
それぞれのプロセスにあった露点管理を施すことにより、最適な空調機を提案し、省エネはもちろん設備全体のコスト削減が図れます。
空調機フロー図
最適なドライルームシステムをご提案
低湿空調システムは、ラインナップ豊富なヒートポンプバランス制御搭載の省エネ精密空調機PAPシリーズ対応。
ドライルームシステムに応じて、オリオン大型DCインバータチラーをプレクーラに使用。
再生空気の加熱用熱源にお客様の自家発電などの排熱を利用したシステムにも対応。
用途
用途事例
- リチウムイオン電池製造工程
- キャパシタ製造工程
- 医薬品製造工程
- 精密電子部品の製造工程
- 精密電子部品の防錆・結露防止
- 粉体製造工程の湿度管理