水溶性クーラント温調装置
DCインバータ クーラントチラー®(空冷)(水槽なし)
タンクに配管接続するだけ!
配管ユニットをアクセサリーで用意、配管工事が更にスピーディーに
RCC750B2 / RCC1500B2 / RCC2200A /
RCC750B2-H / RCC1500B2-H /
RCC2200A-H
- 冷却能力
(50/60Hz) - 2.50~7.20kW
- 使用周囲温度範囲
- 10~40℃
- 使用液温度範囲
- 15~40℃
- 温度制御精度
- ±0.5℃以下
- クーラント液温を設定温度 ±0.5℃ でコントロール、加工精度アップに貢献
- DC モータ・インバータ制御で省エネ運転、クーラント液の蒸発ロスを半減
- バクテリア繁殖抑制、腐敗・悪臭軽減、作業環境改善
特長
クーラントチラーとは
マシニングセンター(MC)・NC旋盤・NC研削盤といった工作機械での金属・プラスチック・セラミック等の加工時に使用する水溶性クーラント(切削液・研削液)用の温度調節装置です。
循環式でタンクが浅くても簡単に設置ができる
浅いタンクにも取付可能で、後付け設置が容易です。従来の浸漬型はタンク深さが必要です。配管ユニット組立(アクセサリー別売品)を使用すれば更に簡単に設置が出来ます。
品番 | |
---|---|
RCC750・1500用 | 03105772020 |
RCC2200用 | 03107763010 |
DCインバータ制御で省エネ 高精度制御を実現
専用のデジタル式電子温度制御コントローラ採用により、簡単操作を実現。デジタル表示部には、設定温度・測定温度・エラー番号を表示。万一のトラブル時にもエラー番号により状況が一目瞭然。DCインバータ制御により、従来のHB(ホットガスバイパス)制御、ON-OFF制御に比べ、省エネ率大幅にアップ。さらに、インジケータ表示で、運転率(負荷率)が感覚的にわかります。
温度設定は▼▲キーで簡単
差温制御運転機能も搭載。アクセサリー(別売品)の機体温度センサを取付け、パラメータ変更で簡単に切替できます。
遠隔運転端子及び警報の一括出力端子付き。工作機械と簡単に連動できます。
冷却器の分解洗浄が容易な構造特許
簡単に分解ができ、専用洗浄治具を使えば冷却器の洗浄が簡単にできます。配管系統に洗浄口もあるので、逆洗浄も容易にできます。冷却器が汚れたら、コントローラに表示。『C45』表示が洗浄のサイン。
洗浄治具と高圧洗浄機で簡単に掃除ができます。
使用効果※
- クーラント蒸発ロスを半減し、液追加の工数削減効果
- 補正工数の軽減効果
- クーラント腐敗・悪臭抑制により交液サイクルを延ばしクーラント購入費を軽減
- 機械加工に伴うクーラント関係費用を削減、当社試算による
設置例
工作機械タンクの横に設置が簡単にできます。
仕様
加温ヒータ無し仕様
RCC750B2 | RCC1500B2 | RCC2200A | |||
---|---|---|---|---|---|
冷却能力※1 | kW | 2.50 | 4.65 | 7.20 | |
法定冷凍トン | 0.37 | 0.65 | 1.14 | ||
外形寸法(高さ×奥行×幅) | mm | 900×550×450 | 1045×650×450 | 1400×650×610 | |
製品質量 | kg | 70 | 85 | 150 | |
使用周囲温度範囲 | ℃ | 10~40 | |||
制御精度※1 ※5 | ℃ | ±0.5以下 | |||
使用液温度範囲※6 | ℃ | 15~40(定温制御・差温制御) | |||
使用循環量範囲 | L/min | (20~60) | (20~80) | (40~160) | |
液出入口接続口径 | Rc | 3/4 | 1 | ||
電源※2 | V(Hz) | 三相200±10%(50/60)、220±10%(60) | |||
消費電力※1 | kW | 1.2/1.3、1.3 | 1.8/2.1、2.1 | 4.8/4.9、4.9 | |
電流※1 | A | 4.5/5.1、4.6 | 6.8/8.1、7.3 | 16.2/16.6、17.1 | |
電源容量※3 | kVA | 3.0 | 4.0 | 6.6 | |
冷凍用圧縮機 | 構造 | 全密閉型ロータリー式(インバータ駆動) | |||
出力 | kW | 0.7 | 1.7 | ||
冷却器構造・材質 | シェルアンドコイル(分解式)・SUS304 | ||||
循環ポンプ構造※4 | 自吸式クーラント(渦巻型) | ||||
循環ポンプ出力 | W | 180 | 250 | 400 | |
ファン径・ファンモータ出力 | Φ・W | 300・30 | 300・30×2台 | 300・180 | |
冷媒 | R410A | ||||
冷媒封入量 | kg | 0.78 | 1.1 | 1.3 | |
適用クーラントタンク容量(目安) | L | 100~250 | 250~700 | 300~1500 |
- 液温度20℃、周囲温度32℃、循環量 : 750型 32L/min、1500型 35L/min、2200型60L/min。冷却能力は表示能力の-5%以上です。(冷却液:BPジャパン株式会社 Syntilo 77EF、濃度5%)
- 電源電圧の相間アンバランスは、±3%以内としてください。
- 仕様範囲内における最大運転電流時。
- 循環ポンプの運転には液入口配管部で呼液が必要です。
- 負荷及び周囲温度安定時。ただし、次の場合を除きます。
- 圧縮機が起動してから約4分以内。
- 冷却負荷が少なく圧縮機がON-OFFする場合。
- 設定液温31℃~40℃の場合。
- 定温制御と差温制御の切り替え可能。ただし、差温制御は機体温度センサ(アクセサリー部品)が必要となります。
加温ヒータ付き仕様
RCC750B2-H | RCC1500B2-H | RCC2200A-H | |||
---|---|---|---|---|---|
冷却能力※1 | kW | 2.50 | 4.65 | 7.20 | |
法定冷凍トン | 0.37 | 0.65 | 1.14 | ||
加温用電気ヒータ※7 | kW | 1.2 | 2.1 | 2.1×2 | |
外形寸法(高さ×奥行×幅) | mm | 900×550×450 | 1045×650×450 | 1400×650×610 | |
製品質量 | kg | 74 | 89 | 160 | |
使用周囲温度範囲 | ℃ | 10~40 | |||
制御精度※1 ※5 | ℃ | ±0.5以下 | |||
使用液温度範囲※6 | ℃ | 15~40(定温制御・差温制御) | |||
使用循環量範囲 | L/min | (20~60) | (20~80) | (40~160) | |
液出入口接続口径 | Rc | 3/4 | 1 | ||
電源※2 | V(Hz) | 三相200±10%(50/60) | |||
消費電力(電気ヒータ加温時)※1 | kW | 1.2/1.3(1.5/1.5) | 1.8/2.1(2.4/2.4) | 4.8/4.9(5.1/5.1) | |
電流(電気ヒータ加温時)※1 | A | 4.5/5.1(4.6/4.7) | 6.8/8.1(7.5/7.6) | 16.2/16.6(14.6/14.6) | |
電源容量※3 | kVA | 3.0 | 4.0 | 6.6 | |
冷凍用圧縮機 | 構造 | 全密閉型ロータリー式(インバータ駆動) | |||
出力 | kW | 0.7 | 1.7 | ||
冷却器構造・材質 | シェルアンドコイル(分解式)・SUS304 | ||||
循環ポンプ構造※4 | 自吸式クーラント(渦巻型) | ||||
循環ポンプ出力 | W | 180 | 250 | 400 | |
ファン径・ファンモータ出力 | Φ・W | 300・30 | 300・30×2台 | 300・180 | |
冷媒 | R410A | ||||
冷媒封入量 | kg | 0.78 | 1.1 | 1.3 | |
適用クーラントタンク容量(目安) | L | 100~250 | 250~700 | 300~1500 |
- 液温度20℃、周囲温度32℃、循環量 : 750型 32L/min、1500型 35L/min、2200型60L/min。冷却能力は表示能力の-5%以上です。(冷却液:BPジャパン株式会社 Syntilo 77EF、濃度5%)
- 電源電圧の相間アンバランスは、±3%以内としてください。
- 仕様範囲内における最大運転電流時。
- 循環ポンプの運転には液入口配管部で呼液が必要です。
- 負荷及び周囲温度安定時。ただし、次の場合を除きます。
- 圧縮機が起動してから約4分以内。
- 冷却負荷が少なく圧縮機がON-OFFする場合。
- 設定液温31℃~40℃の場合。
- 定温制御と差温制御の切り替え可能。ただし、差温制御は機体温度センサ(アクセサリー別売品)が必要となります。
- 加温用電気ヒータ作動液温度範囲は25℃以下です。ヒーター容量は電圧200V時の値です。
外形図(単位 : mm)
ご使用に際して
クーラントはドラムフィルター、マグネットセパレータ、サイクロンフィルター、ペーパーフィルター等を使用し、クリーン化してお使いください。加工表面の粗さ向上、タンクの汚れ防止、冷却器汚れ防止、冷却能力低下防止、循環ポンプ延命の効果があります。