電気搾乳機「バケットミルカー DK-5Ⅱ型」
機械遺産 第105号認定

お知らせ

日本機械学会より日本国内の機械技術面で歴史的意義のある「機械遺産」に、
電気搾乳機「オリオンバケットミルカー DK-5Ⅱ型」が認定されました。

これもひとえに皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたしております。
これからも「お客様と共にみらいを創造」を胸に酪農家の皆様のニーズに寄り添う
持続可能なご提案をして参ります。
今後とも、変わらぬご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

電気搾乳機 バケットミルカー DK-5Ⅱ型について

1946年創業の合資会社共栄精機製作所(現 オリオン機械株式会社)は、歯車の製作にはじまり、
1951年に消防用呼び水真空ポンプの生産を開始。
その後、地元の酪農家の提案から、電動搾乳機の開発を開始し、1957年3月に電動の真空発生装置を
備えた電気搾乳機第1号機(DK-5Ⅱ)が完成した。
6年後の1963年には生産台数が月産300台を超え、オリオン機械が酪農機械メーカーとしての地位を固める
きっかけとなった。

認定理由

  1. 電動の真空発生装置を備えた電動搾乳機。外国製より安価で、重労働であった搾乳作業を大幅に
    改善させ、日本酪農の発展に大きく寄与した。
  2. 酪農の普及により、乳製品も市場拡大し国民生活も大きく変化していった。
  3. この開発により、その後の電動撹拌機、牛乳冷却用ユニットクーラーなどの酪農関連機器や、
    国産初のドライポンプなどに発展し、我が社の開発の基礎となった。

機械遺産Mechanical Engineering Heritage 日本機械学会

https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/#section1

機械遺産Mechanical Engineering Heritage 日本機械学会 バケットミルカー紹介ページ

https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/heritage_105_jp.html