PLCサンプルソフトとソフトの説明

製品とPLCを通信するためのサンプルソフトです。測定値の読み出し(M1ポーリング)と設定値の書き込み(S1セレクティング)のサンプルソフトとなります。

対象CPUユニット

三菱電機 MELSEC-Qシリーズ

対象シリアル
コミュニケーションユニット

対象ユニットとチャンネルは下記となります。

  1. QJ71C24N・CH2 (RS422/485)
  2. QJ71C24N-R4・CH2 (RS422/485)

開発環境

三菱電機/GX Developer

通信設定

  1. ラダー表示の左ペイン「パラメータ」配下の「PCパラメータ」を選択します
    PCパラメータの選択
    ラダー表示画面
  2. [Qパラメータ設定]画面が表示されますので、上部タブの「I/O割付設定」をクリックします
    I/O割付設定
    パラメータ設定画面
  3. [I/O割付設定]画面に遷移したら、「選択設定」をクリックします
    パラメータ設定画面
  4. 「ユニット選択」画面にて[OK]をクリックします
    ユニット選択画面
  5. [スイッチ設定 設定なし:QJ71C24N]画面が表示されますので、製品に応じて通信速度の設定を変更(例えば38400bps)に変更してください
    スイッチ設定 設定なし画面

サンプルソフトの内容

通信の項目は以下2つとなります。詳細は各製品の取扱説明書をご参照ください。

  • 測定値の読み出し(M1のポーリング)
  • 設定値の書き込み(S1のセレクティング)
  • 小数点1位(1/10)のサンプルソフトとなります。

測定値の読出し(M1のポーリング)

ステップ91

D1000~D1002に送信データをセットしています。

D1000 D1001 D1002
H04 H30 H30 H4D H31 H05
ETO '0' '0' 'M' '1' ENQ
固定 上位 下位 識別子
(測定値)
固定
デバイスアドレス(製品の<F90>)
ポーリングデータ

「H3004」の上位の「30」と「H4D30」下位の「30」がアドレスとなり、アドレスは00です。
下記は例となります。

  • アドレスが01の場合「H3004」「H4D31」となります
  • アドレスが25の場合「H3204」「H4D35」となります

読込みタイミング

  1. 1秒毎に「ステップ91」でセットされたデータを送信し、製品からの応答を待ちます。
    1秒タイマーは下記で構成されています。
    (1)ステップ165 T12 =5(×0.1秒)+ (2)ステップ176 T13 =5(×0.1秒) 合計で1秒
    読込みタイミングを変更する場合は、(2)の値を変更してください。
    読込みタイミングはmin 1秒なので5以下の値は設定しないでください
  2. 製品からの応答時間のタイムオーバーは5秒に設定されています。
    ステップ155 T14 =50(×0.1秒)

設定値の書出し(S1のセレクティング)

データのセット

設定したいデータはバイナリー(×1/10)でD0にセットしてください。
例)20.0の場合200

ステップ361、381、424~444

D1100-D1115に送信データをセットします。

  1. ステップ361
    D1100 D1101 D1102 D1103 D1104 D1105 D1106 D1107 D1108
    H04 H30 H30 H02 H53 H31 H20 H20 H20
    EOT デバイスアドレス STX 識別子 'S1' スペース スペース スペース
  2. ステップ381
    1. D0のバイナリーデータ(×1/10)をアスキー変換し、D1110~D1113に入ります。
    2. D0のバイナリーデータ(×1/10)の符号を判断し、D1109に下記データが入ります。
      プラスの場合はD1109にH20(スペース)
      マイナスの場合はD1109にH2D('-')
    3. D1114にH03(ETX)が入ります。
      D1109 D1110 D1111 D1112 D1113 D1114
      H20 H32 H30 H2E H30 H03
      スペース
      ※マイナスの場合はH2D('-')
      '2' '0' '.' '0' ETX
  3. ステップ424~444
    BCCを計算しD1115にBCCデータが入ります。
    D1115
    H7D
    BCC

書込みタイミング

B10をON(パルス)で書込み(送信)します。

応答=受信データ

  1. 応答=受信データはD3000に入ります
  2. 応答=受信データ
    H06 ACK 肯定応答(製品が正しく受信できた 指示した設定値に変更された)
    H15 NAK 否定応答(製品が正しく受信できなかった 設定値は変更されなかった)
    • 無応答も含め、応答=受信データのチェック(エラー処理)はしていません。

その他

  1. 'M1'と'S1'以外の識別子についてはサンプルソフトと製品の取扱説明書をご参考にお客様にてソフトの作成をお願いします。
  2. 製品によっては小数点の位置が違います
  3. 製品によっては通信速度(bps)が違います。