ものづくりの伝承

優れた技を、未来を託す若者たちに引き継ぐ技能五輪への挑戦

熟練工から若手技能者への技能伝承、製品の品質および顧客満足度の向上などを目的として、2008年から日本のものづくりの技術向上を目指す「技能五輪」に挑戦しています。オリオングループでは、2009年に「ものづくり塾」を設立し、技能五輪全国大会に 2009年(いばらき大会)より毎年出場、今年で出場15回目となります。
2023年は「冷凍空調技術」職種で4人が入賞という結果を収めました。(銀賞2名、銅賞1名、敢闘賞1名)

第61回技能五輪全国大会

銀賞、銅賞、敢闘賞受賞

2023年11月17日~21日
開催地:愛知

第61回技能五輪全国大会

技能五輪について

技能五輪ってなに?

技能五輪とは23歳以下の青年技術者の技能レベルを競う中央職業能力開発協会(JAVADA)が主催する競技大会。次代を担う青年技術者に、技能の重要性、必要性をアピールし、ものづくりや技能の尊さ、大切さ、素晴らしさを実感してもらうことなどを目的としています。
競技は機械組み立て、自動車板金、電子機器組み立て、建築大工、フラワー装飾など幅広く、各都道府県の予選会を勝ち抜いた選手が熱い闘いを繰り広げます。

技能五輪に出場する意味

技能五輪に出場し、企業が青年技能者を育成することは、ものづくり大国日本の再生、競争力の維持に繋がります。(技能伝承)また、技能五輪に参加する選手たちは、互いに腕を競い合い技術的に成長する一方で、仕事に対する取り組みなど、精神的にも成長します。更に、選手たちを育てる先輩社員も自らの成長につながり、教わり、教える、の好循環が生まれます。組織的な育成基板ができることで、視野の広い技能伝承が可能となります。このように、技能五輪に参加することによって、優秀な技能者の育成、また視野の広い技能伝承が行われることによって、オリオン機械の製品の品質向上に貢献しています。

種目のご紹介

管をつなぐ仕事
長野県職業能力開発協会技能振興センター 管をつなぐ仕事の詳細ページへ

入賞者リスト

大会名 受賞者
2009年 第47回茨城 冷凍空調職種 1名
2010年 第48回神奈川 冷凍空調職種 4名
2011年 第49回静岡 冷凍空調職種 5名、工場電設 1名
2012年 第50回長野 冷凍空調職種 6名、工場電設 1名
2013年 第51回神奈川 冷凍空調職種 2名
2014年 第52回名古屋 冷凍空調職種 2名
2015年 第53回千葉 冷凍空調職種 6名
2016年 第54回山形 冷凍空調職種 5名
2017年 第55回栃木 冷凍空調職種 6名
2018年 第56回沖縄 冷凍空調職種 4名
2019年 第57回愛知 冷凍空調職種 5名
2020年 第58回愛知 冷凍空調職種 3名
2021年 第59回東京 冷凍空調職種 4名
2022年 第60回東京 冷凍空調職種 3名
2023年 第61回愛知 冷凍空調職種 4名