受賞履歴
主な受賞履歴とその技術
ヒートポンプバランス®制御
「ヒートポンプバランス制御」の技術は、省エネ精密空調機(PAP)のシリーズ展開へと進化を遂げ、食品乾燥機ドライマンへも搭載。ヒータレスによる省エネ技術の更なる普及を目指し、新たな商品開発、新用途開発を進めて挑戦を続けています。
「日本機械工業連合会会長賞」 「新機械振興賞」 「日本冷凍空調学会技術賞」
「発明大賞発明功労賞」 「中部科学技術センター顕彰 大賞」
「市村地球環境産業省 貢献賞」 「科学技術分野の文部科学大臣表彰」
「ものづくり日本大賞 優秀賞」受賞
精密空調機器 PAPシリーズ
PAPシリーズは、ヒートポンプサイクルと自社の冷凍技術を応用した「ヒートポンプバランス制御」を搭載し、常に無駄のない熱移動を可能とした新しい制御方式を確立。完全ヒータレスで従来の「冷凍機連続運転+電気ヒータ再熱」制御以上の高精度制御を実現するとともに、負荷状況に応じ圧縮機の回転数を自動制御することで、従来の制御方式に比べ最大80%以上という大幅な省エネルギー化を実現。空調機の省エネだけではなく、工場の作業環境の改善にも貢献します。
液体温調機器 PECシリーズ
PECシリーズは、冷凍技術のオリオンが開発した独自の冷凍回路と、ヒートポンプバランス制御により、超省エネと精度を徹底追及した高精度水用温度調節機です。
従来のヒータPID制御とは比較にならない省エネ性、冷媒レヒートでは実現不可能なワイドレンジ設定を可能にしました。
クロー式ポンプで世界初の技術(同軸2段引きクロー真空ポンプ)
「日本機械工業連合会会長賞」 受賞
オイルフリー真空ポンプ KCMシリーズ
2つのポンプ室を1本の回転軸で構成して一体化する2段階排気(同軸2段引き)と、吸引空気の逆流を防止する補助排気口を複数設けて加圧縮を防止することで、幅広い真空域(大気圧0kPa~到達真空度100kPa)で最適な動力を実現することが可能となりました。
省エネニーズに応えるインバータオイルフリーポンプ・ブロワー
「省エネ大賞 中小企業庁長官賞」 受賞
オイルフリー真空ポンプ・ブロワー KCEシリーズ
真空ポンプやブロワーはさまざまな工程で使用されており、高効率クローポンプユニット搭載と業界初のインバータ・省エネ運転機能搭載のオールインワンパッケージ構造により、数多くの工場省エネニースに応えてきました。
真空ポンプ KCE-Vシリーズ
当社独自のインバータ制御「eco speed control」と台数制御「セントラルバキュームシステム」で、無駄のない負荷追従を実現し、お客様の最適な真空度を必要最小限の消費電力で維持します。当社一定速従来機に対しインバータ運転時は最大84%の省エネ、納入事例でも他社真空ポンプの切替で80%の省エネ実績があります。
高圧ブロワー KCE-Bシリーズ
エアーブロー用に元圧0.69MPaのエアーを供給すると、空気圧が高過ぎるので、減圧弁(レギュレータ)などを使って、ノズル直前で減圧するのが一般的ですが、ここに大きなエネルギーロスが発生します。減圧弁を削除して、KCEブロワーエアー(元圧0.1MPa)を、口径を最適化したノズルにダイレクト供給することで、小出力大流量ブロワー化(減圧ロスゼロ)による、大幅な省エネシステムが完成します。
モーター制御の搾乳ユニット自動離脱装置
「中小企業庁長官奨励賞、実施功績賞」受賞
搾乳ユニット自動離脱装置
重量約2kgの搾乳ユニットを搾乳終了時に牛の乳房から取り外して収納するまでの一連の動作を自動で行ないます。搾乳ユニットを持ち上げるロープの巻上げ機構に電動モーターを採用し、装置を小型軽量化(約5kg)しました。自動化により一人当たりの管理頭数が増やせ搾乳時間全体が短縮できるようになり、酪農家さんの重労働を解消し、酪農経営の継続・規模拡大・ゆとりある経営の実現に寄与しています。
電気搾乳機 バケットミルカー DK-5Ⅱ型
「機械遺産」認定
電気搾乳機 バケットミルカー DK-5Ⅱ型
1946年創業の合資会社共栄精機製作所(現 オリオン機械株式会社)は、歯車の製作にはじまり、1951年に消防用呼び水真空ポンプの生産を開始。その後、地元の酪農家の提案から、電動搾乳機開発を開始し、1957年3月に電動の真空発生装置を備えた電気搾乳機第1号機(DK-5Ⅱ)が完成した。6年後の1963年には生産台数が月産300台を超え、オリオン機械が酪農機械メーカーとしての地位を固めるきっかけとなった。
受賞履歴一覧
受賞年月 | 受賞名 | 対象商品・技術 | 主催団体名 |
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2008年11月 | 関東地方発明表彰 「埼玉県知事賞」 |
搾乳ユニット 自動搬送装置 キャリロボ |
公益社団法人 発明協会 |
2010年1月 | 第30回優秀省エネルギー機器表彰 「日本機械工業連合会会長賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
一般社団法人 日本機械工業連合会 |
2010年11月 | 関東地方発明表彰 「中小企業庁長官奨励賞、実施功績賞」 |
搾乳ユニット 自動離脱装置 OCRシリーズ |
公益社団法人 発明協会 |
関東地方発明表彰 「長野県支部長賞」 |
ヒートポンプ バランス制御/ 精密空調機・ 精密温調機 PAPシリーズ |
公益社団法人 発明協会 |
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第9回新機械振興賞 「中小企業庁長官賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
一般財団法人 機械振興協会 |
|
2012年4月 | 第24回中小企業優秀新技術・ 新製品賞「優良賞」 |
オイルフリー 真空ポンプ KCEシリーズ |
公益財団法人 りそな中小企業振興財団 日刊工業新聞社 |
2012年11月 | 関東地方発明表彰 「埼玉県発明協会会長賞」 |
乳頭洗浄装置 | 公益社団法人 発明協会 |
第13回民間部門農林水産研究開発功績者表彰 「農林水産技術会議会長賞 民間企業部門」 |
チルドマン | 農林水産省 | |
2013年1月 | 第41回日本冷凍空調学会「技術賞」 | 精密空調機 PAPシリーズ |
公益社団法人 日本冷凍空調学会 |
2013年2月 | 第34回優秀省エネルギー機器表彰 「日本機械工業連合会会長賞」 |
ドライマン | 一般社団法人 日本機械工業連合会 |
2014年5月 | 第26回中小企業優秀新技術・ 新製品賞「優良賞」 |
ドライマン | 公益財団法人 りそな中小企業振興財団 日刊工業新聞社 |
2015年2月 | 第36回優秀省エネルギー機器表彰 「日本機械工業連合会会長賞」 |
オイルフリー 真空ポンプ KCMシリーズ |
一般社団法人 日本機械工業連合会 |
2015年11月 | 第53回技能五輪全国大会 金メダル獲得 |
中央職業能力開発協会 | |
2016年10月 | 第54回技能五輪全国大会 金メダル獲得 |
中央職業能力開発協会 | |
2017年11月 | 第55回技能五輪全国大会 金メダル獲得 |
中央職業能力開発協会 | |
2018年11月 | 第56回技能五輪全国大会 金メダル獲得 |
中央職業能力開発協会 | |
2019年3月 | 第44回発明大賞 「発明功労賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
日本発明振興協会 日刊工業新聞 |
2019年11月 | 第57回技能五輪全国大会 金メダル獲得 |
中央職業能力開発協会 | |
2019年12月 | 第18回中部科学技術センター顕彰 「大賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
中部科学技術センター |
2020年2月 | 第53回グッドカンパニー大賞 「グランプリ」 |
公益社団法人中小企業研究センター | |
2020年3月 | 第52回市村賞 市村地球環境産業賞 「貢献賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
公益財団法人市村清新技術財団 |
2021年3月 | 令和2年度 エコシップ・モーダルシフト事業 「国土交通省海事局長表彰優良事業者」 |
エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会 | |
2021年4月 | 令和3年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 「科学技術賞 技術部門」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
文部科学省 |
2021年8月 | 機械遺産 「第105号認定」 |
電気搾乳機 | 一般社団法人日本機械学会 |
2021年11月 | 令和3年度関東地方発明表彰 「関東経済産業局長賞」 |
精密空調機 PAPシリーズ |
公益社団法人発明協会 |
2022年10月 | 2022年度グッドデザイン賞 | エコハイブリッドチラー FCMC55A |
公益財団法人日本デザイン振興会 |
2023年1月 | 第9回ものづくり日本大賞 「優秀賞」 |
精密空調機 PAPシリーズの 開発グループ |
経済産業省 |
2023年11月 | 令和5年度 関東地方発明表彰 関東経済産業局長賞 |
省エネ型燃料噴射式温風暖房機/ジェットヒーター BRITE GHR240A1-R | 公益社団法人発明協会 |
2024年1月 | 2023年度 省エネ大賞 中小企業庁長官賞 | オイルフリー真空ポンプ・ブロワー KCEシリーズ | 一般財団法人 省エネルギーセンター |
2024年11月 | 令和6年度 関東地方発明表彰 文部科学大臣賞 |
水素ステーション用水素ガス冷却装置 | 公益社団法人発明協会 |